Jose Leon Cerillo

Jose Leon Cerillo | メキシコ | 「Untitled」 | 2007年 | 各62 cm×52 cm | 綿100%にインクジェットプリント

Jose Leon Cerillo

976年にサン・ルイス・ポトシで生まれたメキシコ人アーティスト、José León Cerrilloは、

その多面的な作品を通して、具体的に何が絵画を芸術作品たらしめるのかを問いかけます。Cerrilloは、挑発するように絵画を装飾パターンに切り詰め、また絵画のさまざまな展示法を試すことにより、絵画が持つとりとめのない機能と「社会的特性」を検証するのです。

1994年から1998年までスクール・オブ・ビジュアル・アーツ、2001年から2003年までニューヨークのコロンビア大学で学び、現在はメキシコシティに在住しているCerrilloはよく、飾り気のない鉢植えのような日常的なものを展示スペースに取り入れ、あるいはアクリル絵の具で描かれることの多い自身の絵画を細長く切り、壁に並べて立てかけます。

「Eden, Eden」(2002年)は、壁に吊るすのではなく、台を用いて壁に立てかけることを想定しています。広い範囲にわたって滴る絵具が湾曲した台を通って地面に流れ落ちるようにすることにより、Cerrilloは展示スペースと絵画そのものとの関係およびそれらの境界に疑問を投げかけているのです。