マスターズ オブ アート フィンセント・ファン・ゴッホ リミテッドエディション 8 万年筆

モンブラン マスターズ オブ アート フィンセント・ファン・ゴッホ リミテッドエディション 8とともに、モンブランは、19世紀後半に活躍した最も人気のある画家の一人であるフィンセント・ファン・ゴッホを称えます。このエディションでは、息を呑むような青空や、『カラスのいる麦畑』を非常に力強く表現する渦巻くブラシ使いを映し出したデザインディテールを用いることで、彼がサン=レミ=ド=プロヴァンスやオーヴェル＝シュル＝オワーズで過ごした時間に特に重きをおいています。 『カラスのいる麦畑』は、黒い鳥が点在する麦畑の鮮やかなイエローとコントラストを成すダークブルーの空を描いています。宝石のようなクオリティの空は、Au 750ソリッド シグニチャーゴールド製のキャップとボディにあしらわれたブルーラッカーで表現され、部分的にセットされたブリリアントカットのダイヤモンドが、キャンバスの上を流れるゴッホの筆と呼応する渦巻くエングレービングで引き立てられています。空のイメージはキャップトップまで続き、手描き風のインテンスブルーラッカーにブリリアントカットのダイヤモンドが縁取られ、中央のモンブラン ダイヤモンドはAu 750ソリッド シグニチャーゴールド製セッティングで縁取られています。ゴッホが愛した自然の風景へのオマージュとして、ロジウム仕上げAu 750ソリッド ホワイトゴールド製キャップには、マザー・オブ・パール、シカモア、ユリノキ、カブトムシ、麦などの小さなパーツが手作業による精巧な象嵌細工であしらわれ、ゴッホの黄金の麦畑に敬意を表します。サファイア、パライバトルマリン、ブリリアントカット ダイヤモンドが象嵌細工を囲み、その鮮やかさを強調します。 エングレービングされたゴッホのサイン“Vincent”はブルーラッカーで埋められ、自画像の下にあるボディリングを飾ります。 フィンセント・ファン・ゴッホは南フランスで200点以上の絵画を制作し、よりゆるやかで自由なスタイルを確立。ブラシもパレットナイフも同様に扱うことができ、厚塗りの激しい「インパスト」スタイルに使用されました。ゴッホのパレットナイフはロジウム仕上げのクリップにインスピレーションを与え、流れるようなブラシ使いはキャップトップのブルーラッカーで表現されています。さらに、自身の自画像によく描かれているように、彼はパイプを愛し、その愛はクリップの繊細なディテールで捉えられています。その上部はまるでパイプのボウルのような形状で、ブルーサファイアによる装飾が施されています。ゴッホが描いた自画像のひとつ、『麦わら帽子をかぶった自画像』は、首軸に施されたエングレービングのインスピレーションとなりました。 Au 750ソリッド ゴールド製のペン先にエンボス加工したイメージは、ゴッホの絵画『花咲くアーモンドの木の枝』を表現しています。日本からインスピレーションを得たそのスタイルは、当時ジャポニズムとして知られていた日本芸術に対するファッション性の高い憧れに端を発しています。全体のシルエットは、日本の彫刻刀のようであり、伝統的な日本の木版画に対するゴッホ自身の憧れを象徴しています。インスピレーションを見つけ、それを新たな芸術へと変化させるゴッホの能力を祝して、1888年9月25日に、彼が弟テオに向けて書いた手紙の中の一節が、ボディと尻軸に施されたAu 750ソリッド シグネチャーゴールド製の表面に手作業でエングレービングされています。それは、…‘le tableau me vient comme dans un rêve.’という一節で、「この絵画が私のもとへやって来た時、まるで夢の中にいるようだった」という意味です。 モンブランでは、シグニチャーゴールドとシグニチャーゴールド仕上げを採用し、メゾンの筆記具として高く評価されているイエローゴールドの色合いを呼び起こしています。

Ident No. MB129175