30年間にわたり、世界の偉大なパトロンと文化的レガシーに敬意を表してきたパトロン シリーズは、この「ヴィクトリア & アルバート」で幕を下ろします。
「I will be good」(良い人になるようにしますわ) - ヴィクトリア女王
インスピレーション溢れるディテール
筆記具には、王位を象徴する装飾から、ロマンティックなシンボルにいたるまで、王室夫妻の結婚生活がエレガントに表現されています。
エディションの焦点
LE 4810
このエディションは、初期の王室夫妻を称えています。デザインは2種類ありますが、純粋、そして若さを象徴するパールホワイトラッカーのボディと、イニシャル「V&A」の組み合わせを装飾した尻軸が共通しています。
特徴
半透明ラッカーのキャップは、ヴィクトリア女王のお気に入りの色のミントグリーン。キャップトップは、ロイヤルブルーの王冠からインスピレーションを得ています。キャップリングには、女王の有名な言葉「I will be good」(良い人になるようにしますわ)が彫刻されています。クリップの形状は、彼女の王笏(君主の杖)からインスピレーションを得たもので、婚約指輪を象徴するグリーンストーンが装飾されています。Au750 ソリッドゴールド製のペン先には、「英国のバラ」としてのヴィクトリア女王のレガシーを表現する図案化されたバラがエンボス加工されています。
半透明ラッカーのキャップは、アルバート公が結婚式に着用していた英国陸軍元帥のユニフォームのカラーを彷彿させるダークレッドです。キャップの形状は、水晶宮のドームを表現しています。Au750 ソリッドゴールド製のペン先にはアルバート公の紋章がエンボス加工されており、キャップリングには、この紋章にインスパイアされたモットー「Treu und Fest」(忠実かつ堅固に)が彫刻されています。王笏の形のクリップには、レッドストーンが装飾されています。
LE 888
人生の次の章を迎えた王室夫妻を称えて、それぞれの万年筆は、即位後のヴィクトリア女王と、アルバート公の王子としての偉大な業績を表現しています。両バージョン共に、キャップリングには、お互いの名前と結婚式の日付が刻印されています。
特徴
ヴィクトリア女王が戴冠式の時に身に着けていた華やかなドレスの色、レッドにインスパイアされた半透明ラッカーのキャップとボディ。そして Au750 ソリッドゴールドのオーバーレイのパターンが特徴です。ロイヤルブルーの王冠がキャップトップに装飾されており、ペン先には英国のバラが彫刻されています。ヴィクトリア女王の王笏の形を模したクリップには、アルバート公から贈られた婚約指輪にちなんでレッドガーネットが装飾されています。
キャップとボディを装飾する Au750 ソリッドゴールド製のオーバレイとドーム型のキャップトップは、華麗な水晶宮を彷彿させます。グレーの半透明ラッカーのディテールは、バルモラル城のためにアルバート公がデザインしたタータンを表現しています。ハンドクラフトのペン先には、アルバート公の紋章がエンボス加工されており、王笏の形のクリップには、ヴィクトリア女王の婚約指輪にちなんだレッドガーネットが装飾されています。
パトロン シリーズ ヴィクトリア & アルバート LE100
婚約と結婚を含め、ヴィクトリア女王とアルバート公を象徴するラブストーリーにインスパイアされたこのロマンティックなエディションは、2人の芸術への情熱も表現しています。
特徴
水晶宮にインスパイアされたギョーシェ細工に、ターコイズストーンが装飾されています。キャップトップは、ロイヤルブルーラッカーの小冠にインスパイアされたデザインで、 マザー・オブ・パール製モンブラン エンブレムが装飾されています。取り外し可能なキャップリングには、オレンジブロッサムと王室夫婦の繋がれた手が表現されています。
マザー・オブ・パール製のボディは、ヴィクトリア女王のウェディングドレスの色にちなんだ Au750 ソリッドゴールド製のフィッティングが特徴です。
ハンドクラフト、Au750 ソリッドゴールド製。ペン先には、「恋慕」を象徴するパンジーがエンボス加工されています。
形状は、ヴィクトリア女王の王笏を模しています。また先端には、二人が結婚した1840年にアルバート公が女王のためにデザインした小冠に敬意を表し、ブルーサファイアをあしらっています。
ヴィクトリア女王とアルバート公の9人の子どもを表現して、9本のラインが彫刻されています。絡み合ったハートの形のアメシストは、婚約発表の際に母親からヴィクトリア女王に贈られたブレスレットを思い起こさせます。
パトロン シリーズ ヴィクトリア & アルバート LE8
王室夫妻の永遠の愛に敬意を表して、この壮麗な筆記具は、アルバート公亡き後のヴィクトリア女王の人生と偉業を偲びます。
特徴
ブラック オニキスに Au 750 ソリッドホワイトゴールドの象嵌。キャップトップのブラックラッカー製の小冠、モノグラムのメダル、ヴィクトリア女王の即位日が刻印された取り外し可能なキャップリングなどのディテール。
装飾模様が施されたブラック オニキス製の胴軸は、Au750 ゴールドのディテールと、ブリリアントカットのダイヤモンドが部分的に装飾されています。
Au 750 ソリッドゴールド製のハンドクラフトのペン先には、「恋慕」を象徴するパンジーがエンボス加工されています。
ヴィクトリア女王の王笏(君主の杖)を想起させる形状のクリップには、ブルーサファイアが装飾されています。これは、結婚の年に、アルバート公が女王のためにデザインした小冠に敬意を表しています。
「Queen of an Empire of which the sun never set(太陽が沈まない国の女王)」と彫刻されており、その周りをヴィクトリア女王が幼少期を過ごしたケンジントン宮殿の寝室にインスパイアされた模様が取り囲んでいます。尻軸の先端のサファイア、ダイヤモンド、ルビーからなる象嵌は、ヴィクトリア女王の戴冠式の指輪からインスピレーションを得ています。
ストーリー
ヴィクトリア女王とアルバート王配は、英国の最も象徴的な君主として語り継がれています。ヴィクトリア王女の17歳の誕生日に出会った二人はすぐに恋に落ち、長い年月を通して語り継がれることとなる、一生涯のロマンスが始まりました。長年にわたり、二人は、芸術的な方法を用いて、お互いに対する深い愛情を表現しました。
ヴィクトリア朝時代として知られる、ヴィクトリア女王が英国を統治していた時期に、ヴィクトリア女王とアルバート公は、イノベーションと発展の新時代を築きました。芸術を情熱的に支援した二人は、1851年にロンドンの水晶宮で開催された歴史的な万国博覧会をはじめ、ロイヤル・アルバート・ホール、美術、デザイン、パフォーマンスに関する世界有数の博物館であるヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の設立など、英国の最も有名な文化施設やイベントと関係しています。
ヴィクトリア女王とアルバート公
ジョン・ブランダード (1812~1863年)
楽譜カバー
1840年代 ロンドン
© Victoria and Albert Museum, London