モンブランは、エンジニアリングの偉業である革新的な充填機構を備えた新しいマイスターシュテュック トラベラー リミテッド エディション 1924 で、先駆者としてのレガシーを継続していきます。
このガイドでは、マイスターシュテュック トラベラー筆記具の簡単なインクの充填 とお手入れ方法についてご説明します。モンブランは、3か月に一回、筆記具をクリーニングすることをお勧めしています。インクが完全に乾いてしまった場合、インクの流れが一定でなくなった場合、または違うカラーのインクを使用したい場合は、特に重要になります。
マイスターシュテュック トラベラー リミテッド エディション 1924 はコーラルカラーです。動画に登場する筆記具は、手順を紹介することのみを目的にしています。
この手順に沿って、筆記具にインクを充填してください。インクカラーごとに、別のアダプターを使用してください。また充填プロセスは、キャップを閉じた状態で行ってください。
飛行機に乗る場合は、インクボトルの標準キャップをしっかりと閉めてください。新しいインクボトルを使用する前は、このページの「お手入れ」の内容に従って、筆記具を洗浄してください。
インクボトルを準備する
ステップ 1
インクボトルの標準キャップを取り外します。
充填アダプターキャップを付けたまま、インクボトルアダプターをインクボトルにぴったりはまるまで、時計方向に回します。次に、インクボトルアダプターのキャップを反時計方向に回すと、アダプターがボトルにとどまります。
筆記具にインクを充填する
ステップ 2
反時計方向に回して、胴軸から尻軸を取り外します。キャップが付いたままの状態で、筆記具をインクボトルアダプターに設置します。
ステップ 3
筆記具を停止位置まで優しく押して、指を放します。充填プロセスが開始します。筆記具が開始位置に到達するまで待ちます。初めてインクを充填する場合、またクリーニングの後は、この手順を2回繰り返します。
ステップ 4
すぐにインクボトルから筆記具を取り外します。
キャップを下向きにして筆記具を持ち、時計方向に回して尻軸を胴軸に取り付けます。ペン先のシンボルがどドットと揃うように尻軸を回します。
ステップ 5
最初の充填中に、尻軸をペン先と雫のシンボルの間でゆっくりと数回回し、筆記具を優しく振動させることで、充填のスピードが早くなります。これで筆記具が使用できる状態になりました。
ライティングタンクに充填する
ステップ 6
インクの流れが悪くなった場合は、ライティングタンクにインクを補充する必要があります。充填タンクからインクを充填するには、以下の手順で行ってください。
ペン先が下向きの状態で筆記具を持ち、雫のシンボルがドットと揃うように尻軸を回します。
約5秒後に、ペン先のシンボルがドットと揃うように、尻軸を回します。
クリーニングプロセスの準備をする
ステップ 1
きれいな水の入ったコップを2つ用意し、クリーニングツールを少し絞って、少量の水を充填します。
充填されたクリーニングツールを横に置いて、筆記具を使用して以下の手順を行います。
ステップ 2
尻軸を反時計方向に回して、胴軸から取り外します。次に、キャップを反時計方向に回して、クリーニングプロセスの準備をします。
クリーニングプロセス
ステップ 3
ペン先を下向きにして、軽く押しながら尻軸アダプターを止まるまで筆記具に取り付けます。開いた鍵のシンボルがドットと揃っていることを確認してください。
尻軸アダプターを胴軸に向かって押しながら、閉じた鍵のシンボルとドットが揃うまで、時計方向に回します。アダプターを押している指を放したとき、筆記具とアダプターの間に、正しく取り付けられたことを示す、すき間がなければなりません。
注意:尻軸アダプターの取り付け、取り外しを行っている際に、バルブが突き出る可能性があります。その場合は、製品取扱説明書の「一般情報」をご覧ください。
ステップ 4
クリーニングツールを回らなくなるまで時計方向に回して、尻軸アダプターにしっかりと取り付けます。
ステップ 5
筆記具の首軸まで、汚れた水用のコップに浸します。クリーニングツールを絞って、筆記具から水が流れるように圧迫し続けます。 次に、クリーニングツールを圧迫しながら、きれいな水の入ったコップに筆記具を移動させます。
クリーニングツールを圧迫している指をゆるめて、約10秒間水を吸い込みます。その後、コップから筆記具を取り出します。クリーニングツールが自動的に空気で満たされます。
汚れた水用のコップの上に筆記具を移動させて、すすぎます。きれいな水が筆記具から流れ出るようになるまで、この手順を繰り返します。
最後に、水に浸すことなく、クリーニングツールを指で絞ってはゆるめるを数回繰り返し、筆記具に残った水を取り除きます。
クリーニングプロセスを完了します。
ステップ 6
糸くずの出ない清潔な布で、ペン先を丁寧に包み込み、クリーニングツールを押しながら、残った水を吸収させます。
ステップ 7
クリーニングツールを反時計方向に回して、尻軸アダプターから取り外します。
ステップ 8
尻軸アダプターを胴軸に向かって押しながら、開いた鍵のシンボルとドットが揃うまで、尻軸アダプターを回します。アダプターを筆記具から引き抜きます。キャップを回して取り付けて、このページの「インクの充填」セクションで説明されている通りに筆記具にインクを充填するか、またはキャップと尻軸を回して取り付け、インクを充填せずに筆記具を保管します。
ステップ 9
洗浄した筆記具にインクを充填したら、尻軸をライティングの位置に回して、糸くずの出ない清潔な布にペン先を置き、均等で豊かなインクの流れを促します。
クリーニングツールの洗浄
ステップ 10
クリーニングツールを洗浄するには、きれいな水のコップに浸して圧迫します。指をゆるめて、水を吸い込ませます。その後、汚れた水用のコップの上にクリーニングツールを移動させ、圧迫して空にします。
初めてインクを充填する場合
初めてインクを充填する時は、充填ステップを2回繰り返します。詳細については、このページの「インクの充填」セクションのステップ 3をご覧ください。
充填ステップを2回繰り返したら、アダプターから筆記具を取り外します。筆記具のキャップを下向きにして、3回振ります。
次に、尻軸を回して取り付け、ライティングと充填の位置の間を少なくとも3回往復させながら尻軸を回します。
新しい筆記具の場合、最初の充填後に初めて部品が液体で湿るため、インクがうまく流れなかったり、流れが始まるまでかなり長い時間を要する場合があります。充填する前に、筆記具を水で洗い流して、インクの流れを促すことができます。これを行うには、このページの「お手入れ」の内容に従って筆記具を洗浄します。
バルブの位置
バルブが胴軸から突き出た場合、次の通りに尻軸アダプターを挿入してください。製品取扱説明書の画像を参照してください。
尻軸アダプターを筆記具に取り付けます。開いた鍵のシンボルとドットが揃っていることを確認してください。胴軸に向けて少し押しながら、閉じた鍵のシンボルとドットが揃うようにカチッとはまるまで尻軸アダプターを回します。アダプターと筆記具の間には、アダプターが正しい位置にあることを示す、すき間がなければなりません。
ライティングと充填の尻軸の位置
ライティングの位置:ペン先のシンボルがドットと揃っています。
充填の位置:雫のシンボルがどドットと揃っています。
お手入れ:尻軸を、尻軸アダプターに取り替えます。筆記具全体を洗い流せるように、すべてのバルブを開きます。