個性、芸術的表現、様々な筆記具の使用を重視するモダン カリグラフィーは、古代芸術に現代的なひねりが加えられています。「ルールはほとんどなく、非常に表現豊かです」とモンブランのインストラクターでありカリグラファー兼水彩画アーティストの ブリタニー・デサンティスは説明します。「モダン カリグラフィーの利点の一つは、創造的自由があることです」

伝統的なカリグラフィースタイルのエレガントなカッパープレート書体は、何世紀にもわたって歴史のページを飾ってきました。「美しい筆記体で、好きな書体の一つです」とモンブランのインストラクターでプロの書家である シャンテル・ホフマン, は述べています。先のとがったペン先で描くカッパープレート カリグラフィーは、定められた一連のルールに沿って描きますが、決して創造性は損なわれません。「この華やかな踊るような線は美しく、遊び心があります」とホフマンは言います。

その美しさと優雅さで知られる自然にインスパイアされたスペンサリアン書体は、1840年代初頭にプラット・ロジャース・スペンサーにより生み出された魅力的なカリグラフィースタイルです。プロの書家でありモンブランのインストラクターである マイク・ウォード は次のように説明します。「円や真っすぐな線ではなく、楕円形やカーブを使用します。そのため、多少速く描くことができ、身体と動きを人間工学的に自然に使用して、滑らかに描きます」

その名の通り、アーキテクチャ（建築）書体は、設計図上で明確に伝えるために、建築家やエンジニアにより昔から使われています。「カリグラフィーとペン習字の世界を融合した楽しい筆記体です」とモンブランのインストラクターの シャンテル・ホフマン. は説明します。「従来、 シャープペンシル, で描いていましたが、異なる筆記具で描いて見た目の違いを楽しむことができます」